ある日、夫の声が出にくくなり、病院を受診すると「声帯が炎症を起こしているので、なるべく声を出さないように」とのことでした。
その時から、夫との言葉でのキャッチボールをすることがうまくできなくなったのです。 夫婦の間では言葉で会話したり、言葉で共感し合うのが当たり前のように思っていましたが、言葉でのコミュニケーションがとりにくくなったいま、本当のコミュニケーションって、何だろう?と考えさせられました。
日ごろの生活の中で、“言葉”というコミュニケーションのツールだけに頼らず、“言わなくても分かり合える”夫婦の信頼関係を築いていきたいと、深く思った出来事でした。
ペンネーム:ラビット