言葉が通じなくても |
私は、人と話をする時いつも「こう言ったら相手はどのように思うだろうか」ということを、先に頭の中で反すうしてから発言してしまう癖があります。その結果、タイミングを逃して、うまく伝わらなかったりすることが多いので、何とかこの癖を直したいと思っていました。 昨年、1か月ほどブラジルへ行くことになりました。初めの頃は、その国の言葉を全く話すことができない状態で、いつもの癖である「こう言ったらどう思われるだろう」なんてことは全く考える暇もなく、良ければ「YES!」ダメなら「NO!」と答える以外にありませんでした。でも、ハッキリ断ったから といって、誰もいやな顔をすることはなく、むしろ答えに迷って、もじもじしている方がいやがられるようでした。 この経験から、「言葉の言い回しやニュアンスなんかを気にするよりも、思ったことを思った時にストレートに伝えることが、人とのコミュニケーションを取る上で大切なことなんだ」ということを、改めて学びました。このことを、これからの人との接し方に活かしていこうと思います。
ペンネーム:Pippi |