『お母さん、こっち向いてよ!』 子どもに話しかけても私と目を合わせてくれなくて、それがずいぶん気になっていました。 でもある日、料理をしているとき、子どもに横から話しかけられて、うんうんと聞いていたら、「お母さん、こっち向いてよ!」と言われました。その時、その言葉が大きく大きく胸に響いたのでした。ドキッとしました。目を見ていなかったのは、実は私だったのです。 思い返すと、私は自分の都合がいい時間に自分が言いたいことがあるときだけ、相手の目を見て押しつけるように話していました。でも自分が忙しいときや子どもが大して重要なことを言っていないと自分で判断したときは手も止めず目を見ない習慣になっていました。子どもを通して教えてもらった瞬間でした。 それからはできるだけ子どもの目を見ながら、話を聞くように取り組んでいます。いつもいつもとはなかなかできませんが、ちょうどよく聞けたときの子どもの笑顔、とてもたまりませんね♪(魚) |