夫婦・親子・友達・職場でのコミュニケーションを通して心の通いあう“愛”を育めたら・・・。そんなサイトを目指しています。

　まず、〈自分の思う通りにならないと気に入らない〉という単なるわがままなのか、あるいは「ねぇ、お母さん」の呼び掛けにすぐに対応してあげなかったからなのか、これまでの出来事を振り返ってみましょう。ひょっとしたら、大声をあげなければお母さんが自分の方を向いてくれなかったのかも知れませんよ。「ねぇ、お母さん」「なーに？」と手を止めてお子さんの話を聞いてあげたら、お子さんは大声を出す必要はありませんものね。あるいは、お子さんの気持ちを分かろうと思って話を聞いてあげましたか？　大声をあげたり暴れたりするのをうるさがって、「はいはい」と仕方なく言うことを聞いてしまったり、ただ機嫌を直してもらうためにお菓子で気をそらせたりしたことはありませんか？　思い当たるのであれば、〈ちゃんと聞いてあげなくてごめんね〉という気持ちで反省してみることも大切ですね。４歳のお子さんなら、きちんと話をすれば理解できると思いますよ。
　おうちを出る前に、「今から夕飯のお買い物に行くけど、今日はおもちゃは買わないからね、分かった？」と聞いて、「うん」と約束したとします。もし、買い物途中におもちゃがほしいと言い出したら、じっとお子さんの目を見て「お約束したでしょ、今日は夕飯のお買い物だけだよ」と言って、約束を思い出させてあげましょう。それでもだだをこねたり、大声をあげたり、暴れたりしても、わがままは通らないということを教えてあげるチャンスです。お母さんの本気が伝われば、きっと分かってくれるはずです。がんばって！