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『私の生きがい』

挿絵

ペンネーム:キティ

 私の好きな時間はスポーツと関わっている時間です。

 現在私は体育大学に通っています。体育大学では講義の他にさまざまな実技の授業があり、今までやったことがないスポーツも授業内ですることができます。そもそも私が体育大学に進学しようと思ったきっかけは、幼い頃から体を動かすことが大好きだったことに始まります。小学生の頃は男子と混ざって毎日ドッジボールをしていました。中学、高校と進学し、体を動かし、仲間とプレーすることの面白さを知ったことはもちろん、体育の授業中にマット運動や、跳び箱が跳べないクラスメイトに自分が教えてあげ、実際にその子ができなかった技などができるようになったことで人に教えることの喜びを知り、自然とその頃から体育教師を目指すようになりました。

 そろそろ進路先を決めなければならない高校三年生の夏、体育教師を目指している反面、他のいろんなことに興味を抱いて全く別の職業を目指している自分もいて、進路に迷っていました。

 そんなある日、父が「一度決めた道なのだから体育の道に進みなさい」と言ってくれ、それまで悩んでいたことがうそのように晴れ、体育と関わっていく道に進む決心をしました。

 父は昨年12月に亡くなりましたが、もし、あのタイミングで父があの言葉を言ってくれていなければ、今大好きなスポーツを思う存分楽しんでいなかったと思います。今でも父に本当感謝しています。

 大学では主に、中高生の体育の授業での指導が必要なマット運動や、バスケットなどの実技のほかに、教育実習や教員採用試験対策、応急処置などを学ぶことができます。今自分が大好きなスポーツと関わっていることだけでも幸せです。正直、講義は苦手ですが、それも全て将来体育教師になる為に必要不可欠なことですから苦手な科目でも積極的に勉強に励み、日々成長させていただきたいと思います。

 この先どんな道を歩むのかまだ未知の世界ですが、これからも努力を怠らず、大好きなスポーツと生涯関わっていければ幸せです。

  
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